リージョン等を動かす時の動作を制御する、「Snap」ってご存知でしょうか
さて、今回のお題。「Sanp」について。
意外とみなさん知らない機能かな?と思います。
知っているとリージョン等を移動する際などにイライラすることが少なくなるであろう機能です。
↑赤丸で囲っている*のマークを押すと、上記のようなポップアップが出ます。
これは、
リージョンを移動する/サイズ変更する
再生ヘッドを移動する
サイクルリージョンを調整する
トラック領域にループをドラッグする
オートメーションカーブのオートメーションポイントを移動する
際にどのような単位で動かしたいですか?
ということを示しています。
(通常、「スマート」か「小節」「拍」を選択されている方が多いかと思います。)
>スマート・・・・・ワークスペースの表示領域の拡大縮小によって単位が変動します。(拡大すと単位が小さくなり、縮小すると単位が大きくなります。)
>小節・・・・・小節単位
>ビート・・・・・拍単位
>ディビジョン・・・1小節を分けるグリッドの単位
>ティック・・・・・16分音符の960の1(分解能=16分音符を960に分けるという意味)単位
>フレーム・・・・映像の単位。日本は基本的に29.97フレーム。SMPTEフレーム単位
>クォーターフレーム・・・・SMPTEクォーターフレーム単位
>サンプル・・・・サンプル単位
■リージョンを絶対値にスナップ・・・・リージョンが例えば中途半端な場所(1小節目4拍)にある時、3小節目にリージョンをドラッグした時にスナップが「小節」の場合、3小節頭(3小節1拍目)にリージョンが移動します。
■リージョンを相対値にスナップ・・・・リージョンが例えば(1小節目4拍)にある時、3小節目にリージョンをドラッグした時にスナップが「小節」の場合、拍を考慮して3小節目4拍にリージョンが移動します。
絶対値と相対値。こちらは、昔教科書でみなさん一度は読んだことがあると思いますので大丈夫でしょうか?!
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